代表理事挨拶

 

日本全国には制度自体を知らない障がい者や障がいを抱えているために、社会からの逸脱者として自分自身を否定し、精神疾患の悪化や周囲との関わりを断つ者も多く存在しています。

 

実際に当事者及び家族と話を行った際、就業したい方や制度を知らない方が非常に多く、今後の生活を不安に感じている方が数えきれない程いました。

 

障がいを抱えたことにより、「障がいがあって今更働くことなんかできない」「外に出ても白い目で見られる」等の自分を否定する言葉があり、保護者からは「私達がいなくなったときに誰に頼って良いか分からない」「地域の方との交流もないから、親がいなくなったら1人で細々と生活していくしかない」との生の声を多く聞いたことを思い出します。

 

私はこのような障がい者の方々の声を少しでもなくしていきたいという気持ちがあり、地域との交流や生産活動等を通して、自分自身を認めていただくような支援を行っていきたいとの考えから、一般社団法人希望の家を設立いたしました。

 

当事業所は障がいを抱えた方々に、「自分の居場所」、「地域の頼れる存在」、「いつでも気軽に相談できる家族のような存在」と思っていただくことを目標に支援を行い、障がい者の方々と共に社会貢献できればと考えております。

2018年4月

一般社団法人希望の家

代表理事 出口敬伍   


法人理念(喜・努・愛・楽)

1、私たちは利用者の生きる『喜び』を感じ、安心できる生活の場の提供に努めます。

 

2、私たちは『努力』を惜しまず、利用者と共に向上心・探求心を持ち、自己研鑽に努めます。

 

3、私たちは地元『愛』を持ち、地域づくり・地域福祉に貢献します。

 

4、私たちは利用者の日々の『楽しみ』を共有し、充実したサービスの提供に努めます。

当事業所の障害福祉サービス

生活介護事業

「楽しみを見つけたい」、「友達を作りたい」、「簡単な作業をしてみたい」、という要望に応え、退屈しないような過ごし方を提供しています。充実した生活を送ることができるように、一緒に楽しみを探していきましょう。

就労継続支援B型事業

「今は体力に不安があるけど、将来的に一般就労をしたい」、または「自分に合った作業を見つけたい」という方の目的に応じて仕事を提供しています。無理はせず、自分に合った作業を見つけて少しずつステップアップしていきましょう。